ブダペストの郵便貯金局の建物を設計した。彼の設計は屋根などの高い位置に多くの装飾が施されていた。ところが郵便貯金局の周辺の建物は高さもあり、その上道幅も狭かったので、通行人には郵便貯金局の最も美しい装飾は見えなかった。そこで、彼の友人の「そんな高い位置にどうして飾りを付けたのか」という問いに対して、彼の答えは「鳥のため」というユーモアのあるものだった。